RSwork株式会社

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金属相場の動向と買取価格への影響

スクラップ買取を検討される際、「なぜ買取価格が日によって変わるのか?」と疑問に思われたことはありませんか?実は、金属の買取価格は国際的な金属相場の変動に大きく左右されています。大阪府堺市でスクラップ買取を専門に行うRSwork株式会社が、金属相場のメカニズムと買取価格への影響、そして賢い売却タイミングについて詳しく解説します。

金属相場の基礎知識

LME(ロンドン金属取引所)とは

世界最大の非鉄金属先物取引所であるLME(London Metal Exchange)は、銅、アルミニウム、亜鉛、ニッケル、錫、鉛の6つの主要金属の国際価格を決定する重要な役割を果たしています。ここで決まる価格が、世界中の金属取引の基準となり、日本のスクラップ買取価格にも直接影響します。

相場価格の伝達経路

LME価格 → 日本の商社・問屋 → 地域の回収業者 → 最終買取価格

この流れにより、国際相場の変動が数日から1週間程度で末端の買取価格に反映されます。

相場変動の主要因

国際情勢・地政学的要因

  • 貿易戦争:米中貿易摩擦時には関税の影響で価格が大きく変動
  • 資源国の政治情勢:チリ(銅)、オーストラリア(鉄鉱石)等の政治的安定性
  • 制裁措置:ロシア産アルミニウム制裁による価格高騰など

経済指標

  • 為替相場:ドル高円安時は輸入金属価格が上昇
  • インフレ率:物価上昇は資源価格を押し上げる
  • 金利動向:低金利時は投機資金が商品市場に流入

需給バランス

  • 中国の需要:世界最大の金属消費国として市場を左右
  • インフラ投資:各国の公共事業が需要を創出
  • 自動車・電機産業:主要消費産業の動向

季節要因

  • 建設需要:春〜秋の建設ラッシュで鉄需要増
  • 自動車生産:年度末に向けた生産調整
  • 中国の工場稼働:春節前後の生産調整

金属別の価格特性

鉄スクラップ

価格レンジ:20〜50円/kg(過去5年間)

主な変動要因:

  • 中国の粗鋼生産量(世界の50%以上を占める)
  • 建設・インフラ需要の季節変動
  • 電炉メーカーの稼働率

売り時の目安:春の建設ラッシュ前(2-3月)、秋の需要回復期(9-10月)

アルミニウム

価格レンジ:150〜250円/kg(過去5年間)

主な変動要因:

  • 電力コスト(アルミ精錬は電力集約型産業)
  • 自動車の軽量化需要
  • 中国のアルミ生産規制

売り時の目安:夏場のエアコン需要期前、自動車の新型発表時期

銅・銅線

価格レンジ:300〜1,500円/kg(品位による)

主な変動要因:

  • 電気自動車(EV)普及による需要増
  • 再生可能エネルギー設備の増加
  • 南米の銅鉱山の操業状況

売り時の目安:EV関連投資が活発な時期、インフラ投資発表後

実際の価格変動事例

価格上昇事例:2021年の銅価格高騰

期間:2021年3月〜5月

要因:世界的な経済回復期待とインフラ投資拡大

影響:銅線の買取価格が約40%上昇(800円/kg → 1,120円/kg)

RSworkでの対応:顧客への情報提供を強化し、高値での売却をサポート

価格下落事例:2022年の鉄スクラップ価格調整

期間:2022年7月〜9月

要因:中国の不動産市況悪化による需要減

影響:鉄スクラップ価格が約25%下落(45円/kg → 34円/kg)

RSworkでの対応:お客様に相場動向を説明し、適切な売却タイミングをアドバイス

賢い売却タイミングの判断方法

短期的なタイミング

週内のタイミング

火〜木曜日が価格決定に最適。月曜日は海外市場の動向を確認中、金曜日は週末調整が入りやすい

月内のタイミング

月初(1〜10日)は新相場での取引開始、月末は在庫調整で価格変動が大きくなる傾向

中長期的な判断指標

  1. 経済指標の確認:
    • GDP成長率:高成長期は金属需要増
    • 製造業PMI:50を上回ると需要拡大傾向
    • インフラ投資計画:大型プロジェクト発表時
  2. 在庫水準の監視:
    • LME在庫:減少傾向時は価格上昇要因
    • 国内問屋在庫:低水準時は買取価格上昇
  3. 為替動向:
    • 円安進行時:輸入価格上昇で国内相場押し上げ
    • ドル高トレンド:資源価格全般に上昇圧力

RSworkの価格決定プロセス

透明性のある価格決定

1

朝の相場確認

LME前日終値、国内現物相場、為替レートを確認

2

商社価格取得

複数の商社から最新の買取価格情報を収集

3

適正価格決定

輸送費、選別コストを考慮し、お客様への最適価格を設定

4

価格提示

根拠を含めてお客様に分かりやすく説明

相場変動リスクへの対策

お客様へのアドバイス

分散売却

大量のスクラップを一度に売らず、相場動向を見ながら数回に分けて売却することで、価格変動リスクを軽減できます。

情報収集の重要性

経済ニュース、業界情報を定期的にチェック。RSworkでも最新の相場情報をお客様に提供しています。

保管コストとの比較

価格上昇を待つ間の保管費用、劣化リスクを考慮し、適切なタイミングでの売却を判断することが重要です。

よくある質問

Q. 相場が下がっている時でも売った方がいいですか?

A. 保管コストや劣化リスクを考慮すると、大幅な下落でなければ売却をお勧めします。相場は循環するため、適切なタイミングを見極めることが重要です。

Q. どのくらいの頻度で価格は変わりますか?

A. 国際相場の変動により、週単位で価格調整が行われることが一般的です。大きな変動要因がある場合は日単位で変更されることもあります。

Q. 相場情報はどこで確認できますか?

A. LME公式サイト、日本鉄リサイクル工業会、各種業界紙で確認可能です。RSworkでも最新情報をお客様に提供しています。

Q. 為替変動の影響はどの程度ですか?

A. ドル/円為替が10円変動すると、輸入金属価格は約10-15%変動します。円安時は国内買取価格の上昇要因となります。

相場に応じた適正価格でのスクラップ買取

RSwork株式会社では、日々変動する金属相場を的確に把握し、お客様に適正価格でのスクラップ買取を提供しています。相場動向についてのご質問や、売却タイミングのご相談もお気軽にどうぞ。